
「トラック」とは?
記録のスタート、一時停止、終了をスマートフォンで操作する方法
記録をスタートするには、まずアプリ画面の下部バーに表示されている[トラッキング]アイコンをタップします。トラックの記録は[スタート]を押すと開始します。この時点で、GPS信号がオンになっている必要があります。現在地の把握やマップビューの方角調整について、詳しくはこちらをご覧ください。
記録中に、現在の高度や経過時間、現在のスピードや平均のスピードが分かる、相互型標高プロファイルを表示し続けることもできます。現在地までの距離や経過時間、標高が表示されている、画面上部の灰色のバーの下の矢印をタップするとご覧になれます。左から右にスワイプしていただくと、情報が切り替わります。
記録を停止するには[一時停止]を押してください。その後は、記録を継続するか、完全に終了するかを選択できます。記録は[概要]→[自分のコンテンツ]→[トラック]と進んだページに保存されます。また、後で編集して公開ができるように、ルートとして保存することもできます。
統計:どのようなデータを収集するのか?
トラックを記録している間、様々なデータが蓄積され、それらデータは統計セクションでご覧になれます。主に記録の経過時間や距離、スピードや標高の変化を見ることができます。以下のデータが取得・表示されます:
- ルート
- 経過時間
- 上り
- 下り
- 平均速度
統計機能はスピードや高度の変化に関連するより特定の値を表示します。
スピード:
- あなたの平均速度
- あなたの最高速度
- 上り坂でのあなたの平均速度
- 下り坂でのあなたの平均速度
標高プロファイル
- 最高地点
- 最低地点
- 上り坂のルート
- 下り坂のルート
トラックをトリミング
トラックの記録の開始が早すぎたり、誤って記録を続けたままにしたことがありませんか?大丈夫、問題ありません!トラックの始まりや終わりは、簡単に切り取ることができます。この機能はアプリでもウェブバージョンでもご利用いただけます。[トラックを編集]を押し、[トラックをトリミング]を選択してください。すると、出発地点と到着地点を移動させることができるスライダーが表示されます。変更内容は、トラックのキロ数と時間にも反映されます。
トリミングしたトラックは、一度保存すると表示されます。誤ってトリミングしてしまった場合や、元の記録に戻したい場合は、いつでも元の状態に戻すことができます。
テンプレートを使ったトラッキング
既存のルートを記録時のテンプレートとして使用することで、トラックの作成と同時に、地図上にルートを表示することができます。
ルートの詳細ページのメニューバーから「その他」>「テンプレートとして使用」を選択します。この機能は、プランやトラックにも適用されます。
トラブルシューティング
- 位置検出が許可されているかどうかを設定で確認してください。
- iOS:「設定」 ⇒ 「一般」 ⇒ 「位置情報サービス」から、「設定」 ⇒ 「Outdooractive」 ⇒ 「位置情報」
- Android:「設定」 ⇒ 「プライバシーとセキュリティ」 ⇒ 「位置情報」から、「設定」 ⇒「アプリ」 ⇒ 「Outdooractive」 ⇒ 「許可」
-
iOS:トラックを記録するために、アプリがバックグラウンド更新することを許可する必要があります。 (「設定」 ⇒ 「一般」 ⇒ 「Appのバックグラウンド更新」).
- Android::お使いのスマートフォンの位置情報設定で、「高精度」が設定されているかどうかをご確認ください。
- お使いのデバイスに搭載されているあらゆるバッテリー節約機能は、常にオフに設定してください。バッテリー節約機能はGPS信号の受信を著しく妨げます。デバイスのバッテリー節約中には、トラックの記録に直線が混じることが良くあります。アプリは、最後のGPSの位置と現在のGPSの位置を直線で結びます。そのため、画面がスリープ状態になった時にデバイスがGPS信号の受信を停止し、アプリが正常に機能しなくなります。
- GPS信号が弱い環境で、信号が消失(ドロップアウト)してしまうことはよくあります。定期的に信号の受信状態を確認し、お使いのスマートフォンをバックパックの奥底にしまわないようにするとよいでしょう。
- Android端末をお使いの方で、トラックの記録にルートから離れた直線が含まれている場合、アプリパフォーマンスを最適にするため「設定」⇒「位置情報」⇒「詳細設定」にある「Wi-Fiスキャン」が、有効になっているかどうかをお確かめください。
ヒント
現在のところ、Outdooractiveでトラックを作成するにはアプリを使用するしかありません。ルートを作成すると、トラックのジオメトリがコピーされ、元のトラックは保持されます。
他のデバイスからGPXトラックをインポートする場合は常に「プラン」として保存され、ルートに完全に拡張することもできます。